2010.04.25 Sunday
スキーシーズン終盤
降雪の少なかった今シーズンのスキーもそろそろ終わりです。アイスランドの火山噴火とフランス国鉄のストに見舞われ、5日遅れでツェルマット入りしたT母娘です。スペインに足止めされ、難民のようになってようやくスイスへやってきました。
毎年春にやってくる彼女たちと今年もなけなしのオフピステでの春スキーを楽しみました。
さすがにスキーヤーが少なくなり、ゲレンデ整備も手抜き状態、氷河スキーエリアのみ好コンデションという今週のツェルマットです。
氷河上のゲレンデ状態はとてもよいのですが、あえて人を避けて野生へと繰り出してみました。気温も上がり、雪も少ないので、地熱で地中から雪が解けて、オフピステでは雪が空洞化しています。力を入れすぎるとこの空洞の中に落ちてしまい滑れないので、優しく優しくギャーギャーいいながら滑りました。恒例のピクニックの後はテラスでカフェタイム。こんな春の雪もあるのかとワイワイいいながら、マッターホルンを見上げました。
5月2日のスキー場クローズまで一週間。静かなツェルマット村です。
毎年春にやってくる彼女たちと今年もなけなしのオフピステでの春スキーを楽しみました。
さすがにスキーヤーが少なくなり、ゲレンデ整備も手抜き状態、氷河スキーエリアのみ好コンデションという今週のツェルマットです。
氷河上のゲレンデ状態はとてもよいのですが、あえて人を避けて野生へと繰り出してみました。気温も上がり、雪も少ないので、地熱で地中から雪が解けて、オフピステでは雪が空洞化しています。力を入れすぎるとこの空洞の中に落ちてしまい滑れないので、優しく優しくギャーギャーいいながら滑りました。恒例のピクニックの後はテラスでカフェタイム。こんな春の雪もあるのかとワイワイいいながら、マッターホルンを見上げました。
5月2日のスキー場クローズまで一週間。静かなツェルマット村です。
2010.04.24 Saturday
スキーアルピニズムの大会、『パトロール・ド・グラシエ』
今年も『パトロール・ド・グラシエ』の季節がやってきました。2年に一度、行われるスキーアルピニズムの大会は、回を重ねるごとに参加者が増え、スイスのスキーの大会を代表する競技会へと発展しています。1939年に始まった大会は歴史もあり、注目度も高いのです。
3人一組でチームを組み、ツェルマットからヴェルビエまで、標高3000mの峠を3ツも越えてスキーで登り下り、氷河を渡り歩くハードな大会に、今年は2000人以上の人が参加したというから驚きです。
4月23日、午後からはスイス兵の鼓笛隊がツェルマット村をパーレドして盛り上げ、第一番スタートの22:00には駅前のスタート地点からメインストリートは応援者と関係者で埋め尽くされ、カウントダウンとともに参加者選手が息荒くスタートを切りました。
年齢も様々、男女も関係なく、皆いい顔でスキーを担いで走っていきます。
今年は男女ともにコースレコードが出ました。男性5時間52分、女性7時間53分。なんという早さ?!
スキーアルピニズムの歴史を感じ、アルプスならではの雰囲気を感じられるこの大会。観戦するたびに、スキーが山が自然がアルプスが・・・、益々好きになる、心躍る大会なのです。
3人一組でチームを組み、ツェルマットからヴェルビエまで、標高3000mの峠を3ツも越えてスキーで登り下り、氷河を渡り歩くハードな大会に、今年は2000人以上の人が参加したというから驚きです。
4月23日、午後からはスイス兵の鼓笛隊がツェルマット村をパーレドして盛り上げ、第一番スタートの22:00には駅前のスタート地点からメインストリートは応援者と関係者で埋め尽くされ、カウントダウンとともに参加者選手が息荒くスタートを切りました。
年齢も様々、男女も関係なく、皆いい顔でスキーを担いで走っていきます。
今年は男女ともにコースレコードが出ました。男性5時間52分、女性7時間53分。なんという早さ?!
スキーアルピニズムの歴史を感じ、アルプスならではの雰囲気を感じられるこの大会。観戦するたびに、スキーが山が自然がアルプスが・・・、益々好きになる、心躍る大会なのです。
2010.04.18 Sunday
まったり春のスキーを満喫
週末、もうすっかりシーズンオフの気配の中、まったりとスキーを楽しみました。
まったりといっても、滑るときは滑る、そして滑るならばパウダー。
4月に入り降雪の少ないアルプスですが、パウダーを探し求め、ご覧のとおりの深雪をバフバフです。北斜面では深雪、南斜面ではコーンスノー、マッターホルン北壁直下でも、誰もいない真っ白い斜面にしっかりとシュプールを刻み、心地良いったらありゃしない。
シュプールを見上げながら、岩の上でピクニック。これも春の恒例。
フライトトラブルで本来ならば今頃一緒に滑っているメンバーがまだやって来れないでいるけれど、彼らが来たら、またオフピステで春を感じるので〜す!
まったりといっても、滑るときは滑る、そして滑るならばパウダー。
4月に入り降雪の少ないアルプスですが、パウダーを探し求め、ご覧のとおりの深雪をバフバフです。北斜面では深雪、南斜面ではコーンスノー、マッターホルン北壁直下でも、誰もいない真っ白い斜面にしっかりとシュプールを刻み、心地良いったらありゃしない。
シュプールを見上げながら、岩の上でピクニック。これも春の恒例。
フライトトラブルで本来ならば今頃一緒に滑っているメンバーがまだやって来れないでいるけれど、彼らが来たら、またオフピステで春を感じるので〜す!
2010.04.13 Tuesday
ヴィルドストリューベル登頂!春のツアーは心地よい。
一泊二日の山スキーツアーに出かけてきました。
ツェルマットから車で1時間強離れたゲンミ峠から歩く、ヴィルドストルーベル山(3243m)です。
昨日は雪降りの中、標高差200m登るラマーレン小屋まで歩きました。目的地がどこなのかわからない靄の中を2時間ほどで到着です。小屋には我々のほかに3グループほどのスキーヤーがいましたが、静かで綺麗な小屋で「明日はどんな天気になることやら」と心配しながら一夜を過ごしました。
今朝は6時起床。空には雲ひとつなく、絶好の山日和です。気分うきうきで山小屋を出発。約1時間ほど歩いたころから日が昇り、昨夜降った新雪がきらきらしていて帰路のスキー滑走が楽しみに。新雪を踏みしめながらシールを利かせて静かな雪山の中を登り、ようやく頂上へ到着。マッターホルンもモンブランも、アイガーもモンテローザも、360度のパノラマと、眼下には今登ってきた真っ白い雪の斜面が広がり、滑る気持ちも逸ります。
頂で喜びの集合写真を撮った後は、「ヤッホー!」と新雪を蹴散らしました。これがあるから登る意味もあるのです。といっても過言じゃないほど、やっぱり降ったばかりの新雪にシュプールを刻む快感は何事にも変えられませんね・・・・。
ゲンミ峠まで、疲労いっぱいになって戻り、長かった山スキーツアーが楽しく終わった事に握手です。
その後、ロイカバッド温泉に浸かり、ツェルマットへと戻ったのです。
ツェルマットから車で1時間強離れたゲンミ峠から歩く、ヴィルドストルーベル山(3243m)です。
昨日は雪降りの中、標高差200m登るラマーレン小屋まで歩きました。目的地がどこなのかわからない靄の中を2時間ほどで到着です。小屋には我々のほかに3グループほどのスキーヤーがいましたが、静かで綺麗な小屋で「明日はどんな天気になることやら」と心配しながら一夜を過ごしました。
今朝は6時起床。空には雲ひとつなく、絶好の山日和です。気分うきうきで山小屋を出発。約1時間ほど歩いたころから日が昇り、昨夜降った新雪がきらきらしていて帰路のスキー滑走が楽しみに。新雪を踏みしめながらシールを利かせて静かな雪山の中を登り、ようやく頂上へ到着。マッターホルンもモンブランも、アイガーもモンテローザも、360度のパノラマと、眼下には今登ってきた真っ白い雪の斜面が広がり、滑る気持ちも逸ります。
頂で喜びの集合写真を撮った後は、「ヤッホー!」と新雪を蹴散らしました。これがあるから登る意味もあるのです。といっても過言じゃないほど、やっぱり降ったばかりの新雪にシュプールを刻む快感は何事にも変えられませんね・・・・。
ゲンミ峠まで、疲労いっぱいになって戻り、長かった山スキーツアーが楽しく終わった事に握手です。
その後、ロイカバッド温泉に浸かり、ツェルマットへと戻ったのです。
2010.04.10 Saturday
春爛漫。北はパウダー南は春のコーンスノー。
ここ数日、真っ青な青空が続くアルプス。
昨日から一週間のスキーバカンスに訪れているTWVグループのオジサマたち。4年ぶりにメンバーを少々若返らせて、今年は7人で大はしゃぎ。そしてツェルマットが第二の故郷になってしまっているT夫婦。春のアルプススキーの虜となり、年中行事となっている4月のアルプススキーです。
今日はCVMのお客様みんなで、パウダーもどきのスキー。ここ数日降雪のないアルプスですが、そこはCVM、北側に残るやわらかいばふばふ雪へと入り込んだ。ヤッホーと飛び出し20センチほどの深雪を蹴散らす者あれば、うまくいかず泡を食ってバフバフしている者あり。 それでも標高差約400Mの深雪を滑り、皆、笑顔でのワンショットです。
その後は南斜面へ。お昼ごろには春のコーンスノーを楽しめる季節。マッターホルン南壁をバックに、シュワーンシュワーンと沢の中を滑る。「おもしろ〜い!」「やめられな〜い!」
オジサマたちはまったりとテラスにてランチタイム。おもしろいスキーのあとはまったりとゆったりとランチ。おいしいイタ飯とビールと、そして心地よい日差し。
北面でパウダー、南面ではコーンスノ。春のアルプスならではのスキーの魅力、また明日も味わっちゃいま〜す!!!はっはっはっ。
昨日から一週間のスキーバカンスに訪れているTWVグループのオジサマたち。4年ぶりにメンバーを少々若返らせて、今年は7人で大はしゃぎ。そしてツェルマットが第二の故郷になってしまっているT夫婦。春のアルプススキーの虜となり、年中行事となっている4月のアルプススキーです。
今日はCVMのお客様みんなで、パウダーもどきのスキー。ここ数日降雪のないアルプスですが、そこはCVM、北側に残るやわらかいばふばふ雪へと入り込んだ。ヤッホーと飛び出し20センチほどの深雪を蹴散らす者あれば、うまくいかず泡を食ってバフバフしている者あり。 それでも標高差約400Mの深雪を滑り、皆、笑顔でのワンショットです。
その後は南斜面へ。お昼ごろには春のコーンスノーを楽しめる季節。マッターホルン南壁をバックに、シュワーンシュワーンと沢の中を滑る。「おもしろ〜い!」「やめられな〜い!」
オジサマたちはまったりとテラスにてランチタイム。おもしろいスキーのあとはまったりとゆったりとランチ。おいしいイタ飯とビールと、そして心地よい日差し。
北面でパウダー、南面ではコーンスノ。春のアルプスならではのスキーの魅力、また明日も味わっちゃいま〜す!!!はっはっはっ。
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